ビタミンCを味方につけて中年男としての差別化をはかれ

ビタミンCを味方につけて中年男としての差別化をはかれ

ビタミンCで回りの男たちとの差別化をしよう。アラフォー男たちでアンチエイジングに真面目に取り組んでいるのは少ない。逆に言えば、真面目に取り組めば差別化するのが容易になるということだ。老化防止のために必須の取り組みとなるのがビタミンCの継続的な摂取だ。老化に対して、様々な面で効果を発揮してくれるのがこのビタミンCだ。

そもそも老化とは:酸化と糖化

老化とは大きくわけて「酸化」と「糖化」がある。ようするに、「サビ」と「コゲ」だ。この二つをできるだけ起こさないようにするのが、アンチエイジングだ。このうち「酸化」とはどういう状態か。体の中で酸素を使ってエネルギーを生成する際に、活性酸素が生じてしまう。この活性酸素は、ほとんどは身体にとって良い働きをするが、量が増えすぎるとその強い酸化力によって細胞にダメージを与えてしまう。これが「酸化」だ。これがお肌のしみ、しわ、たるみなどの老化現象を引き起こすし、そればかりか免疫力を低下させ、がんや生活習慣病なども引き起こしてしまう。

では、お肌に及ぼす酸化は何か、例えば、紫外線によるシミは、チロシンというアミノ酸が酸化して生成されるメラニンが原因だ。また肌表面にある皮脂が紫外線にあたることで皮脂の中の不飽和脂肪酸やスクワレンという物質が酸化で変化しくすみなどの原因となる。またコラーゲンが酸化すると肌が硬くなったり黄ぐすみを引き起こす。

アンチエイジングの基本の基はこの酸化を防ぐ「抗酸化」が必要なのだ。

ビタミンCの効能:身体がサビつくのを防いでくれる

酸化を防ぐには、紫外線などの酸化ストレスに触れないことが重要だが、仕事も家庭も遊びも充実したいアクティブなアラフォーにとって完全にそれを防ぐことは困難だ。身体には酸化から肌を守る抗酸化システムがあるため、抗酸化物質が体内で生成されている。ただし、これは加齢によって徐々に減ってしまう。これを補うために体外から抗酸化物質を摂取することが必要だ。その抗酸化作用をもつ物質がビタミンCなのだ。

ビタミンCの効能をまとめる。

  • 美白効果、メラニンを酸化型(黒)から還元型(白)に変える
  • 紫外線から細胞膜や遺伝子を守る
  • 結合組織や関節に必要なコラーゲンの生成過程で補酵素として働く
  • 免疫力向上

つまるところ、肌のアンチエイジングにもいいし、健康にもいいのがビタミンCなのだ。これを摂取しない手はない!

ビタミンCの消費:現代人はビタミンCを消費しまくり

常に人はビタミンCを消費しながら生活している。特に現代はビタミンCが消費されるシーンが多い。以下にその習慣を上げる。

  • 喫煙(タバコ1本あたり25~200mgのビタミンC消費)
  • ストレス(普段の3~8倍消費)
  • 激しい運動(エネルギーの大量消費時)
  • アルコール(アルコール分解時にビタミンC消費)
  • 風邪(ウィルスとの闘いにビタミンC消費)

このようにアラフォーの忙しいアクティブな中年男にとって、ビタミンCの消費機会はかなり多いのだ。仕事のストレスを抱え、付き合いの飲み会に行き、タバコをふかしながら(あるいは横の人のタバコの煙を吸いながら)アルコールをのみ、土日は趣味のスポーツをする。。。そしてそんなビタミンCは体内に生成することはできない。そんな生活をしていたらすぐにビタミンCが足りなくなってしまうのも想像に難くない。このように意識してビタミンCを摂取しないとすぐビタミンCが不足して、老化を招いてしまうことがわかるだろう。

ビタミンCの摂取方法:常に血液をビタミンCで満たせ

それでは、どのようにビタミンCを摂取すればよいだろう。もしかしたら、あなたはサプリメントでビタミンCをいつも摂取しているかもしれない。だけど、もしかしたらそれはほとんど無意味、無駄な行為である可能性がある。なぜならば、ビタミンCは過剰に摂取すると吸収されずに尿と一緒に排出されてしまうからだ。また身体の中に蓄えておくことはできない。そして体内で生成することもできない。だから、一粒ビタミンC500mgのサプリメントを1日に1回飲んだところで、すぐに消費され、また吸収されないほとんどのビタミンCは体外に排出されてしまい意味がないのだ。

1.最大摂取量、副作用について

まず、ビタミンCの最大摂取量および、取りすぎによる副作用があるか見てみよう。日本人の食事摂取基準(2015年版)では男女(18歳以上)とも1日100mgが推奨量として設定されている。しかし、過剰に摂取しても尿中に排泄されるため副作用はないといわれているし、過敏症は起きにくいとされている。ただし、ビタミンCは肝臓で処理されるので一度に大量に摂取すると肝臓に負担がかかったり、下痢したりすることはある。一度に1000mg以上の摂取で下痢、2000mg以上で吐き気が出ることもあるようだ。またごくまれに腎機能に関する副作用も報告されている。一方で美容に効果がある量としては、2000mgという報告もある。

2.血中のビタミンC濃度

身体のサビを防ぐためには、血中濃度を常に高く保っている必要がある。ファンケル研究所が、ビタミンC摂取後にどのように血中のビタミンC濃度が変化するか調べた結果が公開されている(ファンケル)。Webページでは1000mgを1回摂取したもの、500mgを2回4時間おきに摂取したもの、333mgを2時間おきに3回摂取したものを示している。また、その時の抗酸化能力の指標の一つであるPAOも示してある。

これによると、まず摂取してから3時間後に血中濃度がピークで、4時間後に下がっている、ということだ。もう一つは一度に多量に摂取するより、小分けにして摂取した方が最大血中濃度が大きいということだ。また、血中濃度に対応して抗酸化能のPAO値も上下している。ただし、333mgの最後の摂取から4時間後はPAO値の急激に低下も見られる。これは1回の摂取量が少ないためPAO値の減少も急激になると推察できる。

3.美容に効果的な摂取方法

これらから考えると、血中濃度が下がり始める前、すなわち2時間~3時間後に、250mg~500mgの程度のビタミンCを摂取するのが良い、と言えるだろう。すなわち一日8時間睡眠とすると、残りの16時間を寝起きから3時間置きに5回ビタミンCを摂取するのが良いのではないだろうか。ただし、一度に大量に摂取するのは良くないので多くても500mg以下にしておくのが良いだろう。管理者は、ちなみに1回250mgずつ取るようにして、ストレスがかかりそうだったり激しいスポーツするとき、アルコールを飲むときは倍の500mgとるようにしている。

このようにすれば、血中のビタミンC濃度を常に高くしておくことができ、身体がサビつくのを防げるのではないかと考えている。

 

*本記事の内容は、管理者が独自に自信の体験、書籍、ヒアリング、Webなどを元に独自の見解をまとめたものであり、人それぞれの状況によって推奨方法や効果は異なります。したがって、本内容は自己責任で実行してください。本内容を行ったことによりいかなる損害も当Webサイトは責任を持ちません。