中年男の顔面ケア 表情筋トレーニングで若さを手に入れろ!

帰りの電車でつり革につかまって立っているときに、ふと窓に映る自分の顔を見て愕然とすることはないだろうか。垂れ下がった頬、くっきり判別できるほうれい線とゴルゴライン、そして一日の疲れが蓄積された目のクマ。この疲れ切ったおじさんサラリーマンがこの俺なのか?と思ったことはないだろうか?となりに映っている若者と比べてため息をついたことはないだろうか?そう、今からでも遅くない、表情筋をトレーニングによって鍛えて若々しい見た目を手に入れよう。
見た目年齢を低下させるもの
見た目年齢を下げる要因はなんだろうか。それは肌のたるみによって引き起こされるほうれい線やゴルゴライン、そして目の下のクマといった現象だ。これらが一気に見た目年齢を引き上げる。たとえば、ほうれい線は頬の脂肪の下垂によって引き起こされるし、ゴルゴラインは目の下周辺の脂肪の下垂によって頬の上が窪むことで引き起こされる。また、クマ(黒クマ)は、たるみにより目の下が窪むことで影ができてクマに見えてしまう。これらはやっかいなことに窪みなので、化粧品などでごまかすことができない。
表情筋の衰えの影響
なぜ、表情筋の衰えがたるみにつながるのだろうか?以下のことが要因でたるみの一因になると考えられている。
1)表情筋が衰えると肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンの質が変化し、肌の弾力低下につながる。
2)表情筋が衰えると代謝機能も低下し、皮下脂肪が肥大化して重力の影響で徐々に下垂する。
3)表情筋は骨ではなく、皮膚に直接ついており、表情筋が衰えると皮膚や皮下脂肪を支えきれなくる。
主な表情筋の種類とその影響
表情筋といっても様々な種類があり30種類ある。ここでは、主な表情筋の種類とその衰えによる影響を見ていこう。
前頭筋(ぜんとうきん)
眉毛の上から伸びている筋肉。眉を上げる働きがある。この筋肉が衰えると額に横ジワが入る。
眼輪筋(がんりんきん)
目の周りの囲んでいる筋肉。目の開閉させる働きがある。この筋肉が衰えると目じりのシワや上まぶたのたるみになる。また、眼球を支えている筋肉となるので、それが衰えると眼球を支えきれず、その下の眼窩細胞が前に出てしまうことによって、その下の部分が窪み黒クマになってしまう。
頬筋(きょうきん)
上下あご関節から口角まで伸びている筋肉。口角を上げる働きがある。この筋肉が衰えると口角が下がる。
口輪筋(こうりんきん)
唇の周りの筋肉。口元の様々な表情を作り出す。この筋肉が衰えると口元のたるみ、シワにつながる
頤筋(おとがいきん)
唇の下から顎に伸びる筋肉。下顎を押し上げて顎のラインを引き締める。この筋肉が衰えると正面から見てくっきりはっきり二重顎になる。
表情筋のトレーニングの仕方
表情筋をトレーニングする際はどの筋肉を鍛えているか意識しよう。そしてゆっくり丁寧に行う。そして何より大事なことは継続することだ。毎日数分、朝なりお風呂なりでやる時間を決めて継続しよう。
目の下のたるみ、クマに有効なトレーニング
目の下のたるみ、クマなどに有効な、目の周りの筋肉、眼輪筋のトレーニング方法を紹介する。ポイントは、目の周りがジワーと熱くなるのを感じるようにやることだ。また、おでこや目尻などにシワができないように気を付けよう。もしシワができてしまう人はうまく眼輪筋を使えていない証拠だ。
眼輪筋トレーニング①
① 中指と人差し指で目を挟む。目元、目じりにシワができないようにするが、あまり強く抑えすぎないように。
② 上目づかいにする。このときおでこにシワができないようにする。
③ ②の状態で、目を細める。下まぶたを上にあげるイメージ。5秒キープ
④ 10回x3セットを行う。
眼輪筋トレーニング②
① 軽く舌をかむ
② 片目ウィンクを交互にする。この時、強く目をつむりすぎシワができないように。
③ 20回x3セット行う
リフトアップトレーニング
頬がたるむと、ほうれい線、ゴルゴライン、くまなどの原因となる。重力に負けない頬を作ろう。
あいうべお体操
①1文字ずつ、あ、い、う、べ、お、と発声するつもりで、口を大きく動かす。1文字2秒ぐらい。
②「べ」の時は、下ベロを前につきだす。
③筋肉がぴりぴりくるまで広げる。「お」の時は、目の下を伸ばすのを意識する。
口輪筋トレーニング
口元のたるみをなくすトレーニングに有効なのは、ベロ回しトレーニングだ。インターネット上にもこれを継続的に行って、ビフォーアフターを比べている人がたくさんいる。最初はかなりきついがコツコツと毎日継続して行おう。
ベロ回しトレーニング
①口を閉じる
②上の歯茎と唇の間に舌を入れる。
③そのまま、頬まで舌を持っていく
④下の歯茎と唇の間に舌を入れる
⑤反対の頬の下までもっていく
⑥一周2秒ぐらいの速さで、まずは左右20回を目安に行う
これらのトレーニングを毎日継続する。ただし、効果が感じるようになるには、個人差があるが、最低3か月から半年はかかるようだ。効果が時間できずに辞めたくなる気持ちも出るだろうが、あきらめずに継続しよう。
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